2022年度児童文学者協会賞、3賞発表

【2022-068】

2022年4月30日(土)、日本児童文学者協会は、第62回日本児童文学者協会賞、第55回日本児童文学者協会新人賞、第26回三越左千夫少年詩賞を発表した。

第62回日本児童文学者協会賞

夜叉神川
安東みきえ 著、田中千智 画、講談社、2021年、ISBN:978-4-06-521852-5

人の心に棲む恐ろしい夜叉と優しい神、その恐怖と祝福とを描く短編集。

オイモはときどきいなくなる
田中哲弥 著、加藤久仁生 画、福音館書店、2021年、ISBN:978-4-8340-8623-2

小学三年生のモモヨは、飼い犬のオイモが夜になっても帰ってこないことを心配する。

第55回日本児童文学者協会新人賞

かすみ川の人魚
長谷川まりる 作、吉田尚令 絵、講談社、2021年、ISBN:978-4-06-525758-6

主人公の「ぼく」は学校近くのかすみ川で人魚を見つけ、友達とこっそり飼うことにする。しかし人魚の「かすみ」が大事件を引き起こす。

うさぎとハリネズミ きょうもいいひ
はらまさかず ぶん、石川えりこ え、ひだまり舎、2021年、ISBN:978-4-909749-07-9

のんびりやで前向きなうさぎと、ちょっぴり繊細なハリネズミのおはなし。

第26回三越左千夫少年詩賞

あさがおのパレット 福田恵美子詩集
福田恵美子 著、竹林館、2021年、ISBN:978-4-86000-460-6

子どもの感性・目線で表現される、新しいファンタジー詩。

Ref:

(2022.07.28 update)