第57回ENEOS児童文化賞 発表

【2022-075】

2022年6月15日(水)、ENEOSホールディングス株式会社は、第57回ENEOS児童文化賞の受賞者を発表した。同賞は、児童文化の発展、向上に大きく貢献した個人または団体に贈られる。童画家、教育者、写真家、児童文学作家、子供新聞の編集者、ミュージカル主宰者など、また全国的に著名な活動から地域の活動まで、児童文化の各分野から幅広く受賞者が選ばれている。

選考委員は昨年に引き続き、野上暁氏(児童文化研究家)、仲居宏二氏(放送コンサルタント・元聖心女子大学教授)、山極壽一氏(総合地球環境学研究所所長)の3名が務めた。

受賞者

アフリカ子どもの本プロジェクト(アフリカこどものほんプロジェクト)
NGO(代表・さくまゆみこ)

児童文化賞選考委員会は、授賞理由として、同プロジェクトが設立以来18年間にわたってアフリカと日本の子どもたちを本でつなぐ活動を精力的に続けていることを挙げている。具体的には、2004年にケニア西部のエンザロ村に開設した子ども図書館「ドリームライブラリー」を継続的に支援し、またケニア以外のアフリカ各地にも児童書を届ける一方で、アフリカの文化を日本の子どもたちに伝えるため、アフリカに関する子どもの本の選書を継続し、それを展示する図書展や、文化イベント、講演会などを約100名の会員のボランティアで地道に全国各地で催している、といった功績が高く評価されている。

Ref:

(2022.08.24 update)

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