JPICの「本だなプロジェクト」の取り組み
【2022-091】
2022年10月から2023年2月にかけて、出版文化産業振興財団(JPIC)は、「本だなプロジェクト」を実施している。
同プロジェクトは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」の理念「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」の実現を目的としている。今年度は公募で選ばれた全国の10か所の施設で、書店や読書ボランティアの協力のもと、子ども食堂など「子どもの居場所」としての活動を行っている施設での定期的な読み聞かせ、施設への本棚・本の設置を通して、子どもたちが本に親しむことのできる環境づくりを行う。
なお、このような「子どもの居場所」としての施設へ本を提供する事業については、2019年12月20日(金)に刊行された『カレントアウェアネス-E』の記事「SDGsと図書館 ―国内の取組から―」において、京都府立図書館と鳥取市立図書館の取り組みが紹介されているほか、文部科学省による令和元年度の「図書館実践事例集」において、滋賀県草津市立図書館の取り組みが取り上げられている。
Ref:
- 出版文化産業振興財団 > トピックス > 本だなプロジェクト 訪問施設が決定しました
https://www.jpic.or.jp/topics/2022/10/19/120000.html - SDGsと図書館 ―国内の取組から―(カレントアウェアネス-E, No.342, 2019.12.20)
https://current.ndl.go.jp/ca1964 - 文部科学省 > 教育 > 社会教育 > 図書館実践事例集~地域の要望や社会の要請に応えるために~ > 子ども食堂への団体セット貸出サービス 子どもの居場所づくり事業への読書支援サービス
https://www.mext.go.jp/content/000011124_016.pdf
(2022.11.09 update)
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