第71回小学館児童出版文化賞 発表

【2022-096】

2022年9月8日(木)、小学館は第71回小学館児童出版文化賞の受賞作品を発表した。同賞は児童出版文化の向上に貢献すると認められる作品および作家を毎年選定し顕彰するものである。

2021年3月から2022年2月までに発表された、絵本(創作絵本・写真絵本など)、童話・文学(フィクション・詩・シナリオなど)、その他(ノンフィクション・科学絵本・図鑑・事典など)の出版物(翻訳・キャラクター・コミックスなどは除く)を対象として選考が行われた。予備選考を経て、荒井良二氏、今森光彦氏、鈴木のりたけ氏、富安陽子氏、森絵都氏の5名の審査委員によって受賞作が決定した。

受賞作品(一覧)

そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会
高柳克弘 作、ポプラ社、2021年、ISBN:978-4-591-17106-6

保健室登校をしている中学2年生の男子ソラは、俳句と出会い、その表現世界に魅せられていく。

海のアトリエ
堀川理万子 作、偕成社、2021年、ISBN:978-4-03-435160-4

一枚の絵をきっかけに語られる、祖母にとっていつまでも色あせない思い出。宝物のような日々が、映画のシーンのように見応えのある絵で描かれる。

Ref:

(2022.11.15 update)