2022年版「おすすめ!世界の子どもの本」

【2023-012】

2022年12月26日(月)、日本国際児童図書評議会(JBBY)は、2022年版「おすすめ!世界の子どもの本」を発表した。

「おすすめ!世界の子どもの本」は、日本の子どもたちが海外の歴史や文化に触れ、世界の多様性について理解を深められるような優れた翻訳児童書を集めたものである。2022年版は、「絵本」「読みもの」「ノンフィクション」の3カテゴリーで計65冊が選ばれた。また、翻訳家である野坂悦子氏と前沢明枝氏によるエッセイのほか、2022年国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リー氏の特集も掲載されている。選書・執筆は、坂口美佳子氏、さくまゆみこ氏、代田知子氏、神保和子氏、土居安子氏、福本友美子氏、本田まゆみ氏の7名が担当した。表紙には2022年国際アンデルセン賞画家賞の最終候補に選出された、荒井良二氏のイラストが使われている。

JBBYは、「おすすめ!世界の子どもの本」と対になる、海外におすすめしたい日本の優れた子どもの本、約100冊を英文で紹介する “Japanese Children’s Books” と、その日本語版「おすすめ!日本の子どもの本」も発表している。

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(2023.02.08 update)