第38回坪田譲治文学賞 発表

【2023-016】

2023年1月24日(火)、岡山市は第38回坪田譲治文学賞の受賞作品を発表した。同賞は、岡山市名誉市民である坪田譲治の業績を称え、市民の創作活動の奨励と市民文化の向上を目的に、1984年12月に制定された。受賞作品は、2021年9月1日から2022年8月31日までの1年間に日本国内で刊行された文学作品の中から、「大人も子どもも共有できる世界を描いたすぐれた作品」という観点で選出される。今年度の選考委員は、阿川佐和子氏、五木寛之氏、川村湊氏、中脇初枝氏、西本鶏介氏、森詠氏、森絵都氏の7名であった。

受賞作品

ぼくんちのねこのはなし
いとうみく 作、祖敷大輔 絵、くもん出版、2021年、ISBN:978-4-7743-3287-1

猫の「ことら」は16歳。「ぼく」が生まれる前から家族の一員だった。ある日、ぐったりしてしまったことらをお母さんと病院に連れて行くと、ことらの病気は治らないと言われてしまう。

Ref:

(2023.02.28 update)