第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」

【2023-038】

2023年3月、JPIC読書アドバイザークラブ(JRAC)は、第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」の入賞作品を発表した。

同賞は、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)の季刊誌『この本読んで!』上で過去1年間に紹介された新刊絵本400冊の中からJRAC会員によって選出される。今回は大賞を含め11作品が入賞した。

JRACのウェブサイトでは、入賞した全11作品の全ての書影と紹介文を閲覧できる。

受賞作品(上位3作品)

1位(大賞)

がっこうにまにあわない
ザ・キャビンカンパニー 作・絵、あかね書房、2022年、ISBN:978-4-251-09955-6

今日は絶対に学校に遅れてはいけない、と猛烈な勢いで走っていく男の子。スピード感あふれる絵本。

2位

バスが来ましたよ
由美村嬉々 文、松本春野 絵、アリス館、2022年、ISBN:978-4-7520-1013-5

全盲になった男性のバス通勤を助けた、小学生の一言。その声はリレーのように受け継がれていく。

3位

2ひきのカエル : そのぼうきれ、どうすんだ?
クリス・ウォーメル 作・絵、はたこうしろう 訳、徳間書店、2022年、ISBN:978-4-19-865469-6

2匹のカエルが繰り広げる、ユーモアに満ちたかけあい。

Ref:

(2023.05.24 update)