2023年版「おすすめ!日本の子どもの本」

【2023-071】

2023年7月31日(月)、日本国際児童図書評議会(JBBY)は、「おすすめ!日本の子どもの本」の2023年版を発行したと発表した。

JBBYは、海外におすすめしたい日本のすぐれた子どもの本、約100冊を英文で紹介する “Japanese Children’s Books” を発行しており、2018年からは日本語版『おすすめ!日本の子どもの本』も発行している。2023年は、先に日本語版が発行された。

2023年版は、2021年9月から2022年8月までに日本で出版された、日本の作家による児童書を対象とし、奥山恵氏、坂口美佳子氏、さくまゆみこ氏、笹岡智子氏、汐﨑順子氏、土居安子氏、野上暁氏の7名が選書・執筆を担当した。選書方針は、「日本で出版された海外にも紹介したい児童書」、「日本の子どもの本を代表するような、すぐれた内容の作品」、「海外の子どもたちが、日本の文化や、日本の子どもの現状に触れることのできるような作品」、「海外での翻訳出版を期待したい作品」、「日本の子どもたち、保護者、図書館・出版関係者にも紹介したい作品」の5つである。

表紙には、2021年ブラチスラバ世界絵本原画展で金牌を受賞した、しおたにまみこ氏のイラストが使われている。

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(2023.09.08 update)