角野栄子児童文学館(通称「魔法の文学館」)開館

【2023-099】

2023年11月3日(金)、江戸川区角野栄子児童文学館、通称「魔法の文学館」が開館した。

同文学館は、江戸川区にゆかりのある児童文学作家で、2018年に国際アンデルセン賞文学賞を受賞した角野栄子氏の『魔女の宅急便』や「小さなおばけ」シリーズなどをはじめとする著作を紹介するとともに、子どもたちが児童文学に親しみ、想像力を育む場となることを目指している。館内には角野氏が選んだ国内外の幼年童話を中心とした児童書およそ1万冊が置かれ、来館者が自由に手に取り、好きな場所で読むことができるようになっている。また、角野氏のアトリエを模したコーナーや、児童文学に関する企画展を半年ごとに開催するギャラリーなども設けられている。建物の設計は建築家の隈研吾氏、1階の「コリコの町」などのアートディレクションは角野氏の娘で児童文学作家、イラストレーターのくぼしまりお氏が行った。

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(2023.12.21 update)