子どもの読書習慣の実態調査
【2024-069】
2024年4月23日(火)、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社が、子どもの読書習慣の実態調査の結果を発表した。
同調査は、4月23日の「子ども読書の日」に合わせて小学生から中学生までの子どもと保護者の合計400人を対象に行われたアンケート調査で、子どもの読書習慣の実態把握を目的としている。主な調査結果は以下のとおり。
- 子どもの約50%が週に1日以上の頻度で読書をしている。また、約70%の子どもが、1回あたり15分以上の読書時間を取っている。
- 「どんな形式の本を読んでいるか」という問いに、「紙(の書籍)」と回答した子どもは約90%、「電子書籍」と回答した子どもは約20%であった。また、紙の書籍を読む理由としては「施設で借りているから」「お気に入りの本を所有したり、コレクションしたいから」という理由が上位を占めた。
- 本を読むことが好きと回答した子どもは60%であった。また、その理由として「物語がたのしめる」「知識が増える」が上位を占めた。
- 「去年(2023年)と比較して、読書機会が増えた」と回答した子どもは約20%、一方で、「減った」と回答した子どもは12.3%であった。
Ref:
- 【子ども読書週間の実態調査】“子どもの本離れ”ではなく、本が子どもから離れている”本の子ども離れ”が課題に ~寄贈と仕組み供給で、ブックオフは本の子ども離れ解決に取り組みます~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000123523.html - ブックオフコーポレーション、子どもの読書習慣の実態調査の結果を発表(カレントアウェアネス-R, 2024.05.23)
https://current.ndl.go.jp/car/220305
(2024.07.25 update)