全国SLA、「情報資源を活用する学びの指導体系表」を改訂
【2024-099】
2024年10月3日(木)、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、2019年に制定・公開された、「情報資源を活用する学びの指導体系表」を、2024年10月1日(火)付で改訂したと発表した。
同表は、児童生徒の実態を踏まえて各学校や地域で独自の体系表を作成する際の参考とするため、探求学習における標準的な指導項目と内容を示したものである。2019年の制定後、現行の学習指導要領が順次実施されていくなかで、「主体的・対話的で深い学び」による授業改善に伴う探究的な学びの実現には、詳細な体系表が必要だとの認識から、パブリック・コメントや第44回全国学校図書館研究大会(高松大会)での協議等を経て、今回、改訂版が公開された。
全国SLAのウェブサイトから表を閲覧できるほか、体系表および改訂の基本方針・要点等が、機関誌『学校図書館』888号(2024年10月号)に掲載されている。また、「解説・実践例」および「概要版」を、2025年2月以降、『学校図書館』に掲載する予定とされている。
Ref:
- 全国学校図書館協議会 > SLAからのお知らせ > 「情報資源を活用する学びの指導体系表」を改訂しました
https://www.j-sla.or.jp/news/post.html#006767
(2024.12.06 update)