第45回巖谷小波文芸賞受賞決定

【2025-012】

2024年12月16日(月)、公益財団法人日本青少年文化センターは、第45回巖谷小波文芸賞の受賞者を発表した。この賞は、日本ではじめての創作童話となる「黄金丸」の著者であり、再話や翻訳等においても活躍した巖谷小波の業績を記念して制定された。巖谷小波の遺志を現在の形で継承する人および団体を対象とする。今回の選考委員は、巖谷國士氏、さくまゆみこ氏、野上暁氏、百々佑利子氏が務めた。

受賞者

第45回巖谷小波文芸賞

村中李衣
児童文学作家。数々の児童文学賞の受賞歴だけでなく、絵本を介したコミュニケーションである「読みあい」を児童養護施設や小児病棟で実践してきたこと、女性受刑者が自身の子どもに絵本を読む音声を録音して届ける「絆プログラム」を継続して行っていることなどが評価され、受賞につながった。

Ref:

(2025.02.09 update)