第28回「図書館を使った調べる学習コンクール」受賞作品発表
【2025-021】
2025年1月16日(木)、公益財団法人図書館振興財団は、第28回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品を発表した。
同財団は、「調べる学習」によって、「知的好奇心・主体的な学び/体系的、多面的な思考能力」や「課題を見つけ、資料情報を探し、まとめ、表現する力」、「著作権を尊重する姿勢」、「自己肯定感/将来のキャリアを描くきっかけ」などを身につけられるとしている。同コンクールには、図書館の利用促進や学力向上にとどまらず、地域の活性化などの成果も期待されている。
コンクールには、フリースクールや日本人学校、補習授業校、現地校などに所属する個人も含め、小学1年生以上なら誰でも応募することができる。なお、一部地域では教育委員会や公共図書館等が「地域コンクール」を実施し、その審査を経て上位作品を全国コンクールに推薦している。優れた推進活動を行った地域コンクール主催団体も賞の対象となる。
今回は応募総数12万3604作品の中から、入賞3団体32作品、優良賞139作品、奨励賞275作品、佳作1,385作品が選ばれた。このうち、地域コンクール主催者を対象とした賞は、宮城県の「富谷市・富谷市教育委員会」が「総務大臣賞」を、山形県の「酒田市立図書館」と埼玉県の「入間市教育委員会」が「図書館を使った調べる学習活動賞」を受賞した。
ウェブサイトでは、これまでの入賞作品を検索し、概要を読むことができる。一部の作品については、全内容をPDFで公開している。
Ref:
- 図書館を使った調べる学習コンクール > お知らせ > 第28回(2024年度)コンクール審査結果発表!
https://concours.toshokan.or.jp/information/detail16 - 公益財団法人図書館振興財団 > 図書館を使った調べる学習コンクール
https://toshokan.or.jp/contest/
(2025.03.26 update)