第40回坪田譲治文学賞 発表

【2025-032】

2025年1月28日(火)、岡山市は第40回坪田譲治文学賞の受賞作品を発表した。同賞は、岡山市名誉市民である坪田譲治の業績を称え、市民の創作活動の奨励と市民文化の向上を目的に、1984年12月に制定された。受賞作品は、2023年9月1日から2024年8月31日までの1年間に日本国内で刊行された文学作品の中から、「大人も子どもも共有できる世界を描いたすぐれた作品」という観点で選出される。今年度の選考委員は、阿川佐和子氏、五木寛之氏、川村湊氏、中脇初枝氏、西本鶏介氏、森詠氏、森絵都氏の7名であった。

受賞作品

ひみつだけど、話します
堀川理万子 作・絵、あかね書房、2023年、ISBN:978-4-251-07315-0

小学3年生の4人は、それぞれちょっとした秘密を持っている。お互いの「秘密」を知って、なにげない言葉を伝えたり、伝えなかったりする彼らの様子を描いた物語。

Ref:

(2025.04.26 update)