文部科学省が2025年度予算額を発表（読書活動総合推進事業関連）

【2025-041】

2024年12月27日（金）になされた令和7（2025）年度予算政府案の閣議決定を受けて文部科学省が公表していた「令和7年度文部科学省予算（案）」が、2025年3月31日（月）に一部修正されたのち成立した。

学校図書館や子どもの読書活動の推進に関する「読書活動総合推進事業」には、総額約4500万円（前年度約4500万円）が計上された。予算の詳細は以下のとおりである。（端数処理の関係で、内訳の合計は総額と一致しない。）

読書活動総合推進事業

事業内容：「子どもの読書活動に関する基本的な計画」等への対応のため、図書館や学校図書館等を活用した読書活動を総合的に推進するための以下の取組を行う。

図書館・学校図書館等を活用した読書活動の推進　900万円
（発達段階などに応じた読書活動推進事業、学校図書館図書の整備促進事業）
司書教諭養成講習の実施　2200万円
（全国の教育機関が学校図書館司書教諭を育成するための経費措置）
「子ども読書の日」の理解推進　500万円
（「子ども読書の日」の周知や図書館・学校・団体等の表彰）
読書活動の推進等に関する調査研究　800万円
（子どもの読書活動の実態把握など諸制度の見直しや施策立案に必要な基礎資料を得るための調査分析）

なお、当初令和7年度予算の概算要求に含まれていた以下の項目は、令和6年度補正予算として2024年12月17日（火）に可決された。

図書館・学校図書館と地域の連携協働による読書のまちづくり推進事業　4100万円
（読書のまちづくり推進事業、図書館・関係機関等の連携促進に向けた調査研究）

Ref:

(2025.06.18 update)

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