第24回長編児童文学新人賞

【2025-070】

2025年1月27日(月)、日本児童文学者協会は長編児童文学新人賞の最終選考会をおこない、応募作品数106編の中から、入選1編、佳作1編を決定した。

同賞は、「児童文学の世界に新風をふきこむ」作品の誕生を目的とし、2002年に創設された。小学生中学年から中学生を対象にした自作未発表の長編創作児童文学を対象とし、入選作品は単行本として出版される。

なお、選考経過・選考評は『日本児童文学』2025年5・6月号に掲載されている。

受賞作品

入選

注射をもってあの島へ
好美 松

主人公の美加は、自分と同じ1型糖尿病を患う少年・玲と出会い、次第に成長していく。

佳作

もじ屋のねこ
さかね みちこ

主人公は、「もじ屋」という不思議な店で出会った店主に、学校に提出する日記を代わりに書いてもらう。

Ref:

(2025.09.21 update)