- ホーム
- 国際子ども図書館ってなんだろう
国際子ども図書館ってなんだろう
はじめに

国際子ども図書館は、子どもの本を集めた国立の児童書(じどうしょ)専門(せんもん)図書館です。
「子どもの本は世界をつなぎ、未来(みらい)を拓(ひら)く!」という考えにもとづき、子どもと本にかかわるいろいろな活動をしています。
国際子ども図書館には、大きく3つの役わりがあります。
- 児童書専門図書館として、日本や外国の子どもの本を集めて、子どもの本や子どもの読書についての調べもののお手つだいをすること
- 子どもと本のふれあいの場として、すべての子どもに図書館や読書に親しむきっかけをつくってあげること
- 子どもの本のミュージアムとして、子どもの本のみりょくを紹介(しょうかい)すること
れきし
国際子ども図書館は、平成12年(2000年)に開館しましたが、やく100年前の建物(たてもの)を使っています。
- 明治39年
(1906年) 帝国図書館 今の国際子ども図書館の建物の一部が、帝国図書館(ていこくとしょかん)として、つくられました。
- 昭和4年
(1929年) 書庫と本を読む部屋をふやして、建物を広くしました。
- 昭和24年
(1949年) 国立国会図書館の支部上野図書館(しぶうえのとしょかん)になりました。
- 平成12年
(2000年)
5月 子どもの読書をおうえんするため、日本ではじめて国立の児童書(じどうしょ) 専門(せんもん) 図書館として開館しました。建物は支部上野図書館を修理(しゅうり)して使うことにしました。
- 平成14年
(2002年)
5月 国際子ども図書館 国際子ども図書館の修理がおわり、建物すべてを使えるようになりました。
- 平成27年
(2015年)
6月 国際子ども図書館(アーチ棟) 新館が完成(かんせい)しました。ガラス張(ば)りの美しい建物で、全体がゆるやかにカーブしています。新館をアーチ棟(とう)、 旧館 (きゅうかん) をレンガ棟とよぶことにしました。レンガ棟も部屋のもようがえをして、新しいサービスも始めました。
豆ちしき
国際子ども図書館はいったいどんなところなのでしょうか?知ってビックリする「豆ちしき」を集めました。
建物(たてもの)の広さはどれくらいなの?
国際子ども図書館はレンガ棟(とう)とアーチ棟を合わせてやく1.3万平方メートル、野球のグラウンドくらいの広さです。
どのくらい本が集められてるの?
図書がやく46万点、雑誌(ざっし)がやく11万点あります。
レンガ棟(とう)は未完成(みかんせい)の建物(たてもの)って本当?
本当です。国際子ども図書館のレンガ棟はもともと明治39年(1906年)に帝国図書館(ていこくとしょかん)としてたてられました。
中庭をかこんだロの字の形の建物になる予定でしたが、お金が足りなくなって工事がとちゅうで終わってしまいました。
有名なあの人も来たことがあるって本当?
国際子ども図書館がまだ帝国図書館(ていこくとしょかん)だったころ、芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)や宮沢賢治(みやざわけんじ)など、有名な作家がおとずれました。
国際子ども図書館のマークって?

このマークは、子どもがおだやかな顔をして本を読んでいる様子をあらわしています。
だれにでもかんたんにえがけるように、またみんなに親しんでもらえるようにつくりました。