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国立国会図書館ってなんだろう
はじめに
国立国会図書館は、「国立国会図書館法(こくりつこっかいとしょかんほう)」という法律(ほうりつ)にもとづいて昭和23年(1948年)につくられました。
国立国会図書館では日本で発行されているいろいろなしりょうを集めて、整理して、ほぞんしています。また外国のしりょうも多く集めています。
それらのしりょうを使って、国会や、国民のみなさんの調べもののお手つだいをします。
れきし
国立国会図書館のれきしを知ろう!
- 昭和23年
(1948年) 「国立国会図書館法(こくりつこっかいとしょかんほう)」という法律(ほうりつ)がつくられました。
東京都港区赤坂にある元の赤坂離宮(あかさかりきゅう)の建物(たてもの)で、国立国会図書館が開館しました。
- 昭和36年
(1961年) 東京都千代田区永田町(ながたちょう)に今の国立国会図書館の建物の一部ができたので、赤坂離宮から引っこしました。
- 昭和43年
(1968年) 国立国会図書館の東京本館ができあがりました。
- 昭和61年
(1986年) 新館ができました。
- 平成12年
(2000年) 支部上野図書館(しぶうえのとしょかん)が、国際子ども図書館にかわりました。
- 平成14年
(2002年) 京都に、国立国会図書館関西館ができました。
- 平成23年
(2011年) 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)が発生し、東京本館の書庫でも本がたなから落ちるなど、ひがいがありました。
その後、震災の記録(きろく)や防災(ぼうさい)、減災(げんさい)につながる記録を永くのこしていくために、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」(ニックネーム:ひなぎく)を構築(こうちく)し、平成25年(2013年)に公開しました。
- 平成27年
(2015年) 国際子ども図書館にアーチ棟(とう)ができました。
- 令和2年
(2020年) 関西館に書庫棟ができました。
豆ちしき
国立国会図書館は、いったいどんなところなのでしょうか?知ってビックリする「豆ちしき」を集めました。
建物(たてもの)の広さはどれくらいあるの?
東京本館の建物は、やく14.8万平方メートル、 サッカーのグラウンドが20こ入ってしまうくらいの広さです。
関西館の建物は、やく8.4万平方メートル、サッカーのグラウンドが11こ入ってしまうくらいの広さです。
どれくらいたくさんしりょうが集められているの?
全部でやく4600万点集められています。
そのなかで、図書はやく1200万点、ざっしはやく1300万点、新聞がやく690万点あります。
ちなみに、東京本館の書庫にある本だなを全部つなげると、あわせてやく412キロメートルで、東京から大阪までのきょりと、だいたい同じです。
国立国会図書館で一番古いしりょうは?
手で書いたものでは、奈良時代(ならじだい)の740年に書かれたおきょう、印刷(いんさつ)したものでは、770年のおきょうが、一番古いです。
「図書」館だけど、集めているのは図書だけではないの?
「図書」とは、「本」の別の言い方です。
図書館には、本のほかに雑誌(ざっし)や新聞、地図や電子しりょうなど、いろいろな種類(しゅるい)のしりょうがあります。
図書館だけど本をかりて帰れないの?
みなさんがよく使う公共(こうきょう)図書館や学校図書館では、読みたい本をかりて帰って、家で読むことができると思います。
国立国会図書館には、しりょうをいつまでもほぞんして、未来(みらい)の人たちが使えるようにする、大切な役わりがあります。そのために、しりょうを図書館から外に持ち出すことはできません。
家でもしりょうを見ることができるの?
「国立国会図書館デジタルコレクション」では、デジタル画像(がぞう)にしたしりょうを見ることができます。その中でも、もう印刷(いんさつ)されなくなって手に入れられなくなった本や、作った人の権利(けんり)を守るよう法律(ほうりつ)で決められた期間をすぎている本は、インターネットにつながっているパソコンなどで、見ることができます。