国際子ども図書館特別研修「読む喜びを提供するバリアフリー資料の今」
※こちらのイベントは終了しました。
障害があるために、紙の本では読むことが難しい子どもたちが大勢います。そのような子どもたちへの読書支援を目的に、点字、録音等さまざまな資料が作成されていますが、読書環境の整備はまだ十分とはいえません。
特別支援教育を受ける子どもたちは年々増加しており、電子図書などの支援媒体の充実とともに、障害のある子どもたちへ読む楽しさを提供できる人材の養成が求められています。そこで、読むための障害を解消するバリアフリー資料の紹介を中心に、障害の特徴とそれにあった支援方法について学ぶことを目的として、研究会を実施します。
研究会概要
日時 | 2018年6月2日(土)10時~14時30分(9時30分受付開始) |
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場所 | 国際子ども図書館 アーチ棟1階研修室1 [ACCESS] |
対象 | 学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいる家族、その他この事業に興味や関心のある方。(原則として18歳以上) |
定員 | 100名 事前申込制・先着順 |
申込方法 | ※定員に達したため、受付は終了しました。 |
参加費 | 無料 |
講座内容
10時~10時20分 | 開講式・主催、共催者あいさつ・マルチメディアDAISY図書の実際 |
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10時20分~11時10分 | 障害のある子どもにとって必要な“合理的配慮”を考える~一人ひとりの読書・学習を支えるバリアフリー資料や環境整備~(専修大学講師 成松一郎氏) |
11時20分~12時 | すすめ DAISYキャラバン隊~肢体不自由・知的障害併置校での活用例~(東京都立鹿本学園 本多桂子氏) |
13時~13時15分 | 国際子ども図書館の障害者向け資料とサービス(国立国会図書館国際子ども図書館職員) |
13時15分~14時15分 | 学習障害って何だろう~読み書き障害の特徴と支援方法の実際~(金沢星陵大学人間科学部教授 河野俊寛氏) |
14時15分~14時30分 | 伊藤忠記念財団の目指す活動(伊藤忠記念財団電子図書普及事業部部長 矢部剛氏) |
会場に関する問い合わせ先
国立国会図書館国際子ども図書館「バリアフリー研究会」担当
電話:03-3827-2053(代表)
申込み・講座内容に関する問い合わせ先
公益財団法人伊藤忠記念財団
電話:03-3497-2652