子ども読書の日(4月23日)、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)

【2019-053】

4月23日は、子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるため、2001年に「子ども読書の日」と定められた。国立青少年教育振興機構は、子ども読書の日に因み、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターにて毎年「子どもの読書活動推進フォーラム」を開催している。2019年は、文部科学省による「平成31年度子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)」の文部科学大臣表彰や受賞者による事例発表・対談、絵本作家の長谷川義史氏による特別講演「絵本でこどもたちを元気に!」等が行われた。フォーラムの様子は、動画視聴サイトYouTubeでライブ配信された。

また、読書推進運動協議会は、「子ども読書の日」である4月23日から5月12日までの約3週間を「こどもの読書週間」と定めている。第61回目をむかえる2019年は、1740点の応募の中から選ばれた「ドは読書のド♪」が標語となった。「子ども読書の日」である4月23日は、親しい人に本と花を贈り愛する気持ちを伝え合う「サン・ジョルディの日」や「世界図書・著作権の日」でもあり、4月30日は「図書館記念日」、5月5日は「こどもの日」となっているため、4月から5月にかけては、全国各地の公共図書館や書店等で子どもと読書に関する催しや取組が多く行われている。

地域ごとの「子ども読書の日」に関する取組予定状況は、文部科学省のウェブサイトから閲覧できる。また、「こどもの読書週間」に関する行事については、終了後、読書推進運動協議会のウェブサイトにて行事報告一覧を閲覧できる。

Ref:

(2019.05.28 update)