図書館員がえらぶ 選書センター大賞2023

【2024-011】

2023年12月1日(金)、日本出版販売株式会社が運営する日販図書館選書センターは、「図書館員がえらぶ 選書センター大賞」を発表した。この賞は、2021年に選書センター開設5周年を記念して開催された企画で、2023年度が3回目の開催である。選書実績をもとに候補とされた書籍を対象に、2023年9月から11月にかけて図書館関係者343名による投票を行い、選定した。

日販図書館選書センターのウェブサイトでは、以下の受賞作品の他に、日本十進分類法(NDC)の0~9類、児童文学(K9類)及び絵本のそれぞれのカテゴリーにおけるトップ作品およびノミネート作品も紹介されている。

受賞作品(一覧)

総合第1位

給食室のいちにち
大塚菜生 文、イシヤマアズサ 絵、少年写真新聞社、2022年、ISBN:978-4-87981-760-0

小学校の給食室と栄養士の現場がいきいきと描かれている。

総合第2位

その本は
又吉直樹、ヨシタケシンスケ 著、ポプラ社、2022年、ISBN:978-4-591-17432-6

芥川賞作家の又吉直樹と絵本作家のヨシタケシンスケが描く「本」にまつわる物語。

総合第3位

すごすぎる天気の図鑑
荒木健太郎 著、KADOKAWA、2021年、ISBN:978-4-04-605151-6

雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など天気や気象にまつわる、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介している本。

Ref:

(2024.02.09 update)