埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023

【2024-034】

2024年2月16日(金)、埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員会は、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023」を発表した。

同委員会は、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」を2011年から毎年発表している。今回の2023年版では、2022年11月から2023年10月までの間に出版された本を対象に、埼玉県内の高校に勤める学校司書142人の投票によって作品が選ばれた。

埼玉県高校図書館フェスティバルのウェブサイトでは、1位を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』の著者宮島未奈氏のインタビューや、イチオシ本2023発表の中継動画、受賞に際して寄せられた作者や担当編集者等からのコメント、高校図書館司書の推薦コメントを閲覧できるほか、学校図書館等の展示で利用できるパンフレットやPOPがダウンロード可能となっている。また、今回の投票結果をもとに、埼玉県内の書店や図書館では、「イチオシ本フェア2023」が行われた。

受賞作品一覧

1位

成瀬は天下を取りにいく
宮島未奈 著、新潮社、2023年、ISBN:978-4-10-354951-2

2位

この夏の星を見る
辻村深月 著、KADOKAWA、2023年、ISBN:978-4-04-113216-6

3位

私たちの世代は
瀬尾まいこ 著、文藝春秋、2023年、ISBN:978-4-16-391727-6

4位

窓ぎわのトットちゃん. 続
黒柳徹子 著、講談社、2023年、ISBN:978-4-06-529671-4

5位

レーエンデ国物語
多崎礼 著、講談社、2023年、ISBN:978-4-06-531946-8

6位

祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野道流 著、小学館、2023年、ISBN:978-4-09-389113-4

7位

宙わたる教室
伊与原新 著、文藝春秋、2023年、ISBN:978-4-16-391765-8

8位

推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない : 自分の言葉でつくるオタク文章術
三宅香帆 著、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023年、ISBN:978-4-7993-2950-4

9位

世界でいちばん透きとおった物語
杉井光 著、新潮社、2023年、ISBN:978-4-10-180262-6

10位

リカバリー・カバヒコ
青山美智子 著、光文社、2023年、ISBN:978-4-334-10052-0

Ref:

(2024.04.24 update)