世界をつなぐ子どもの本―2020年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展

※こちらの展示会は終了しました

2020年の国際アンデルセン賞受賞者のこれまでの諸作品、IBBYオナーリスト(推薦図書リスト)の掲載作品とその邦訳書、あわせて約200冊を直接手にとってご覧いただける展示会です。この機会に是非、世界各国の子どもの本をじっくりとお楽しみください。

IBBY(International Board on Books for Young People=国際児童図書評議会)は、1953年、子どもの本を通して国際理解を広める目的で創設されました。現在は80以上の国と地域が加盟し、子どもと本を結ぶ活動に携わる人々の国際ネットワークになっています。

国際アンデルセン賞は、1956年に始まった国際的な児童文学賞で、IBBYから2年に一度、児童文学の分野で卓越した業績をあげた現存の作家と画家に贈られています。2020年はジャクリーン・ウッドソン氏(アメリカ合衆国)が作家賞を、アルベルティーヌ氏(スイス)が画家賞を受賞しました。

IBBYオナーリストは、IBBYが隔年で作成する推薦図書リストです。作成にあたっては、IBBYの各国支部が、自国で新たに出版された児童書の中から外国に紹介したい作品を選ぶことになっています。「文学作品」「イラストレーション作品」「翻訳作品」の3部門からなり、2020年は60の国と地域から48言語179作品が選ばれました。日本からは、文学作品部門に梨屋アリエさんの『きみの存在を意識する』、イラストレーション作品部門にたむらしげるさんの『よるのおと』、翻訳作品部門に西村由美さん訳の『青い月の石』が選ばれています。

世界をつなぐ子どもの本―2020年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展
開催日 2023年7月25日(火)~9月3日(日)
会期中の休館日 毎週月曜日、8月11日(金・祝)、8月16日(水)
開催時間 9時30分~17時
会場 国際子ども図書館 レンガ棟3階 ホール[ACCESS]
入場料 無料

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