世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展

2022年の国際アンデルセン賞受賞者のこれまでの諸作品、IBBYオナーリスト(推薦図書リスト)の掲載作品とその邦訳書、あわせて約200冊を直接手にとってご覧いただける展示会です。この機会に是非、世界各国の子どもの本をじっくりとお楽しみください。
IBBY(International Board on Books for Young People=国際児童図書評議会)は、1953年、子どもの本を通して国際理解を広める目的で創設されました。現在は80以上の国と地域が加盟し、子どもと本を結ぶ活動に携わる人々の国際ネットワークになっています。
国際アンデルセン賞は、1956年に始まった国際的な児童文学賞で、小さなノーベル賞とも称されています。IBBYから2年に一度、児童文学の分野で卓越した業績をあげた現存の作家と画家に贈られています。2022年はマリー=オード・ミュライユ氏(フランス)が作家賞を、スージー・リー氏(韓国)が画家賞を受賞しました。
IBBYオナーリストは、IBBYが隔年で作成する推薦図書リストです。作成にあたっては、IBBYの各国支部が、自国で新たに出版された児童書の中から外国に紹介したい作品を選ぶことになっています。「文学作品」「イラストレーション作品」「翻訳作品」の3部門からなり、2022年は53の国と地域から47言語163作品が選ばれました。日本からは、文学作品部門に花形みつるさんの『徳治郎とボク』、イラストレーション作品部門に田島征三さんの『つかまえた』、翻訳作品部門に長野徹さん訳の『ケンタウロスのポロス』(ロベルト・ピウミーニ原作)が選ばれています。
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世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展 | |
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開催日 | 2025年3月18日(火)~5月25日(日) | |
会期中の休館日 | 毎週月曜日、毎月第3水曜日(資料整理休館日)、国民の祝日・休日(5月5日こどもの日は開館) | |
開催時間 | 9時30分~17時 | |
会場 | 国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム[ACCESS] | |
入場料 | 無料 |
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