連続講演「DX時代の図書館と児童ヤングアダルトサービス」

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※この連続講演はYouTubeを利用したオンデマンド配信形式で、いつでもご覧いただけます。

急激な社会環境の変化に伴い、DX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が高まっています。DXとは、データとデジタル技術を活用したあらゆる分野の変革であり、DXによって私たちの生活も様々に変化しています。

図書館における児童ヤングアダルトサービスも、例外ではありません。

子どもたちには、本を中心とする紙の資料を「読むリテラシー」だけでなく、ITデバイスを使用し膨大なデータから的確な知識を得る「デジタル・リテラシー」を育むことが求められています。国内の小中学校では、新型コロナウイルス感染拡大を機に、1人1台の端末を配布する「GIGAスクール構想」が急速に実現しつつあります。

それではDX時代に、図書館の児童ヤングアダルトサービスはどのように変化する/しないのでしょうか。この講演会では今後の児童ヤングアダルトサービスを考えるヒントとして、公共図書館における児童サービスのデジタル化の現状、1人1台端末時代の学校図書館にできることは何か、そしてデジタル環境の進展による児童サービスのバリアフリーの状況について、各分野の有識者にお話しいただきます。

※今回公開した3つの講演に加え、米国における学校教育のデジタル化の現状を踏まえた日本の図書館への期待についての対談も公開します(2022年3月を予定)。

講演

公共図書館の児童サービスのデジタル化の現状と課題 鈴木佳苗氏(筑波大学図書館情報メディア系教授、国立国会図書館客員調査員)

鈴木佳苗氏の講演では、現在、公共図書館における児童サービスのデジタル化はどのような状況にあるのか、そして今後の課題は何なのかについてお話を伺います。

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【講演】公共図書館の児童サービスのデジタル化の現状と課題 鈴木佳苗氏(筑波大学図書館情報メディア系教授、国立国会図書館客員調査員)(約66分、YouTubeで開きます。)

鈴木佳苗(すずき かなえ)氏 プロフィール
筑波大学図書館情報メディア系教授、当館客員調査員。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了・博士(人文科学)。児童青少年の活字メディア、映像メディア、電子メディアの利用実態とメディア利用が児童青少年の発達に及ぼす影響に関する研究を行っている。近年の論文として「保育園の読書活動支援のための読書環境整備の指標の検討:「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」および保育園調査の分析」『図書館情報メディア研究』17(2), 2020.3,「携帯型ゲームと社会的適応の因果関係:小学生に対するパネル調査」『シミュレーション&ゲーミング』28(1), 2018.6等。

GIGAスクール時代に学校図書館は何ができるか 有山裕美子氏(軽井沢風越学園教諭)

有山裕美子氏の講演では、GIGAスクール時代に学校図書館ができることについて、ご自身の経験を交えたお話を伺います。

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【講演】GIGAスクール時代に学校図書館は何ができるか 有山裕美子氏(軽井沢風越学園教諭)(約62分、YouTubeで開きます。)

有山裕美子(ありやま ゆみこ)氏 プロフィール
軽井沢風越学園教諭、都留文科大学・法政大学・玉川大学非常勤講師。日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻修了、修士(文化情報学)。公立小学校教員、公共図書館非常勤職員、工学院大学附属中学校・高等学校国語科兼司書教諭等を経て、現職。論文に「学校図書館と情報活用能力の育成」『学習情報研究』279, 2021.12,「1人1台端末の時代に、学校図書館はどうICT活用に関わるか―コロナ禍の一斉休校を受けて見えてきたこと―」『図書館雑誌』1165, 2020.12,「改めて学校図書館を問い直す」『メディア情報リテラシー研究』2(1), 2020.9等。

デジタル化で進める読書のバリアフリーー児童サービスの現場にできること 野口武悟氏(専修大学文学部教授)

野口武悟氏の講演では、バリアフリーという視点から、DX時代の児童ヤングアダルトサービスについてお話しいただきます。

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【講演】デジタル化で進める読書のバリアフリーー児童サービスの現場にできること 野口武悟氏(専修大学文学部教授)(約77分、YouTubeで開きます。)

野口武悟(のぐち たけのり)氏 プロフィール
専修大学文学部教授、放送大学客員教授、一般社団法人日本子どもの本研究会元会長。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了、博士(図書館情報学)。子どもの読書、障害者サービス、電子書籍サービス等について研究している。近年の論文として「学校図書館におけるコレクションの多様性を考える」『学校図書館』848, 2021.6, 「公共図書館における知的障害者への合理的配慮のあり方―全国の知的障害者とその家族を対象とした利用実態とニーズ調査を通して」(共著)『現代の図書館』235,2020.9等。

ご視聴後、以下のリンクからアンケートにご協力ください。

対談

米国における学校教育のデジタル化の現状と日本の図書館に期待されること(予定)

※2022年3月の公開を予定しています。

問い合わせ先

国立国会図書館国際子ども図書館 企画協力課協力係
メールアドレス:kenshuアットマークケーオーディーオーエムオーピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03-3827-2053(開館日の9時30分~17時)