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2025年度「学校図書館調査」

【2026-007】

2025年12月、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、2025年度学校図書館調査の結果を公表した。全国SLAは、1963年から毎年この調査を実施している。今回の調査は、2025年6月に全国の小・中・高校から都道府県ごとに無作為に抽出された学校図書館を対象に実施され、小学校291校(47.8%)、中学校173校(49.3%)、高校125校(66.5%)から回答を得た(カッコ内は回収率)。調査項目は定例の項目である「蔵書」「経費」に加え、「司書教諭」「研修会への参加と校内研修」「新聞・雑誌」「「読書バリアフリー法」(通称)等への対応」に関する項目が特設された。

主な調査結果は以下のとおりである。また、「2025年度学校図書館調査」全項目の結果と分析は、全国SLAの機関誌『学校図書館』2025年12月号に掲載されている。

平均蔵書冊数

1校あたりの平均蔵書冊数は、小学校10,023冊(前年度比+125冊)、中学校11,773冊(前年度比-1,491冊)、高等学校25,378冊(前年度比-1,013冊)であった。

平均図書購入費

2024年度決算の1校あたりの平均図書購入費は、小学校50万7千円(前年度比+5万3千円)、中学校60万8千円(前年度比-4万5千円)、高等学校64万6千円(前年度比-14万7千円)であった。

全国SLAは、近年の物価や書籍単価の上昇により実質的な学校図書館予算は減少していると指摘し、蔵書充実のためには、「学校図書館図書整備等5か年計画」による地方財政措置を有効に反映させ、学校図書館経費のさらなる充実をはかる必要があると述べている。

参考 :

全国学校図書館協議会 > 学校図書館に役立つ情報 > 調査結果 > 「学校図書館調査」の結果
https://www.j-sla.or.jp/material/research/gakutotyousa.html外部サイト

全国SLA研究調査部「2025年度学校図書館調査報告」『学校図書館』2025年12月号(通号902)当館請求記号:Z21-148

(2026.2.8 update)