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子どもの読書傾向に関する調査 “What Kids Are Reading”2026年版(米国)

【2026-035】

学校向けの教育ソフト販売などを手がける米国の Renaissance Learning社は、米国内の幼稚園から高校までの19,962校の児童・生徒約470万人を対象に行った子どもの読書傾向に関する調査 “What Kids Are Reading 2026 edition” の結果を発表した。調査結果の概要は以下のとおりである。

  • 学校を基盤とする読書活動はコロナ禍に減少したものの、平均すると1年間に読まれた本の冊数は7~14歳(Grades 1–8)では回復傾向にある。高校生の読書冊数は横ばいの状態である。
  • 10~12歳(Grades 4–6)では、ノンフィクションが最も人気である。
  • 8~10歳(Grades 2–4)では、約3分の2にあたる生徒が年に15冊以上の本を読んでいるが、中学生以上になると読書量が減少する。

こうした調査結果を踏まえ、子どもたちは音楽や運動など他の活動と同じように、読書も練習する必要があり、読書力を鍛えることで、将来出会う様々な文章に対応できると述べられている。具体的には、生徒の読書力を伸ばすには、「より多くの本を読む」「一定の枠組みの中で選択して読む」「無理なく読み進められつつも、よりレベルの高い本に挑戦し、新しい言葉や考え、複雑な構造の文に触れる」必要があると指摘されている。同時に、読書環境もまた重要であり、生徒の成長を認め、段階に応じた支援や本の紹介をしてくれる大人の存在や、読書が尊重され、互いに本の話をし勧めあう学習環境が求められるとしている。

このほか報告書には、各学年によく読まれた本とともに、おすすめのノンフィクションやスペイン語の本、シリーズものの本などが学年別に紹介されている。

参考 :

Renaissance > What Kids Are Reading
https://www.renaissance.com/resources/what-kids-are-reading/?utm_medium=web外部サイト

(2026.5.20 update)