五山賞、右手賞の受賞者・受賞作品決定
【2026-060】
文民教育協会子どもの文化研究所は、第64回五山賞、第11回右手悟浄・和子賞(右手賞)の受賞者・受賞作品を発表した。
五山賞は、1962年に高橋五山氏の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与される。右手賞は、2015年に右手悟浄氏と右手和子氏の親子二代の業績を記念して設けられ、紙芝居の演者や、普及活動に優れた業績を上げる個人・団体に授与される。
なお、五山賞・右手賞と共に紙芝居三賞に数えられる堀尾賞は隔年で授与される。昨年度授与されたため、次回の授与は来年度となる。
各賞の詳細、選考経過は『子どもの文化』58巻6号(2026年6月号)に掲載されている。
第64回五山賞
- つきよのティラノサウルス
- 田中康平 脚本、山口まさよし 絵、童心社、2025年、ISBN:978-4-494-09449-3
夜の森で迷子になったティラノサウルスの子どもティノが、恐ろしい恐竜に見つからないように仲間を探す物語。恐竜の夜の行動を描いた脚本やティノのセリフ、さらに、月の光の柔らかさが表現された背景の描写などが高い評価を得た。はじめにシルエットで登場する恐竜の種類を想像しながら楽しめる作品。
第11回右手賞 団体賞
呉かみしばいのつどい
2012年に広島県呉市で発足した団体。中峠房江氏の呉空襲体験をもとにした紙芝居『ふうちゃんのそら』(2015年)を自主制作し、それを教材とした実践授業を展開していること、また、保育園や小学校、図書館などで紙芝居を演じるボランティア活動や研修、情報発信を日常的に行っていることが高く評価された。
参考 :
文民教育協会子どもの文化研究所・子どもの文化学校 > 紙芝居資料室
https://kodomonobunnka.or.jp/kamishibai/#award
高橋五山賞(児童文学賞一覧(国内の主な児童文学賞))
https://www.kodomo.go.jp/info/award#gozan
(2026.8.28 update)