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ALSCが「優れた子ども向け資料のリスト」2026年版を公開

【2026-076】

米国図書館協会(American Library Association: ALA)の一部門である児童図書館サービス部会(Association for Library Service to Children: ALSC)が、「優れた子ども向け資料のリスト」(Children's Notable Media Lists)の2026年版を発表した。

図書(Books)のリストには、“Younger Readers”(就学前~7歳)98タイトル、“Middle Readers”(8~10歳)61タイトル、“Older Readers”(11~14歳)32タイトル、“All Ages”(これら全ての年齢層)34タイトルが掲載されている。なお、2026年のニューベリー賞、コルデコット賞、プーラ・ベルプレ賞、ロバート・F・サイバート知識の本賞、セオドア・スース・ガイゼル賞、バチェルダー賞の受賞作および次点作品にあたるオナーブックはこのリストに自動的に追加される。

リストに選ばれた作品のうち邦訳が出版されているものとしては、メキシコの絵本“Croco”(邦訳『ワニのクロコ』)、2026年コルデコット賞受賞作 “Fireworks”(邦訳『はなび』)、作家アーノルド・ローベルの伝記 “Outside In and Inside Out: A Story About Arnold Lobel”(邦訳『アーノルド・ローベルものがたり : がまくんとかえるくんとぼく』)、危険な森と壁に囲まれた世界が舞台の “The Forest of a Thousand Eyes”(邦訳『千の目が光る森』)、ナチスの強制収容所で父子が生き残ろうとする ”One Day: A True Story of Survival in the Holocaust”(邦訳『ONE DAY : ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話』)、ウクライナ難民の母娘が営むリサイクルおもちゃ店が舞台となる “Pocket Bear”(邦訳『ポケットベアとどろぼうネコ』)、差別や奴隷制のある架空のロンドンを描いた “Tyger”(邦訳『タイガー』)、数字のゼロをめぐるノンフィクション絵本 “Zero! The Number That Almost Wasn’t”(邦訳『ゼロ! : 大昔にはなかった数』)などがある。

また、夕立を絵とオノマトペで表した “Downpour: Splish! Splash! Ker-splash!”(原書『どしゃぶり』)、姉弟の日常の物語 ”From Memen to Mori”(原書『メメンとモリ』)は日本語からの翻訳である。

録音資料(Recordings)のリストは、様々なオーディオブックを取りあげている。なお、2026年9月の時点で、図書と録音資料のリストは校正中であり、今後修正される可能性があると記載されている。

参考 :

ALA > ALSC > Awards, Grants & Scholarships > Children's Notable Media Lists > Notable Children's Books
https://www.ala.org/alsc/awardsgrants/notalists/ncb外部サイト

ALA > ALSC > Awards, Grants & Scholarships > Children's Notable Media Lists > Notable Children's Recordings
https://www.ala.org/alsc/awardsgrants/notalists/ncr外部サイト

2026年ニューベリー賞、コルデコット賞の受賞作品決定 【2026-016】
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2026/2026-016

(2026.10.14 update)