こんにちは、国立国会図書館長の吉永元信(よしながもとのぶ)です。
みんなは、学校の図書館やちいきの図書館にはよく行きますか?国立国会図書館は、それらの図書館とはちがう役わりをもつ図書館です。
国立国会図書館には、日本でただ一つの「国立」の図書館としての役わりと、国会ぎいんの活動をささえる「国会」の図書館としての役わりがあります。
国立国会図書館は、これらの役わりをはたすために、日本で発行された本や新聞などをできるだけ広く集めています。毎日のように生み出されるたくさんの本を、大切にほぞんしているのです。子ども向けの本は、上野公園のそばにある「国際子ども図書館」に集めています。
国立国会図書館は、ホームページでも、いろいろなじょうほうを見られるようにしています。古い本を国立国会図書館でデジタル化して、インターネットで見られるようにしているものもあります。
みんなが大きくなった時、国立国会図書館がみんなの役に立てるように、本やじょうほうを大切にのこして、それをべんりに使えるようにしていきたいと思います。