帝国議会

1890年7月、第1回衆議院議員総選挙が行われた。有権者は直接国税15円以上を納める25歳以上の男子。全人口の僅か1%ほどであった。
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第1回衆議院議員総選挙では、第1次山県有朋(やまがたありとも)内閣で農商務大臣を務める陸奥宗光(むつむねみつ)も故郷和歌山より立候補して当選した。
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1890年11月、第1回帝国議会が招集された。300人の議員の過半数が立憲自由党(りっけんじゆうとう)と立憲改進党(りっけんかいしんとう)の「民党」(民権派各党)であった。
帝国議会

第1回帝国議会では、立憲自由党や立憲改進党などの野党と政府が言論の自由や、軍備の削減をめぐり対立した。
帝国議会

帝国議会が開設され、近代国会として歩み出した日本だが、有権者は僅かで、女性の参政権がないなど、課題も残った。