令和7年度特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」
※こちらのイベントは終了しました。

「読書バリアフリー法」が令和元(2019)年に成立して以降、同法のより一層の推進を目指して、国による読書バリアフリー基本計画が策定され、また各自治体では地域の実状を踏まえた計画が立案されてきました。全国各地で「読書バリアフリー」をテーマとした研修会が開催されていますが、法律や制度の説明に留まらず、実践事例に基づいた知識やスキルを身につける機会は、まだ多くはありません。
今回は、学校における読書バリアフリーをテーマに、現状や課題を理解し、具体的なサポート方法や読書環境づくりを学ぶことを目的として、公益財団法人伊藤忠記念財団との共催で特別研修を実施します。
開催概要
| 日時 | 2025年6月22日(日)10:00~16:20 |
|---|---|
| 場所 | 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1 |
| 対象 | 図書館員(公共図書館、学校図書館)、学校教職員、障害のある子どもをもつご家族、その他読書バリアフリーに興味や関心のある方 |
| 定員 | 80名(事前申込制、先着順) |
| 申込締切 | 本日程は終了しました。 |
| 参加費 | 無料 |
| その他 | 当日の講座を録画編集し、2025年8月20日(水)から11月3日(月・祝)の日程で、後日オンデマンド配信を行う予定です。 詳細については、伊藤忠記念財団ウェブサイトにてご案内いたします。 |
研修内容
| 10:00-10:20 | 開会 主催者・共催者挨拶 |
| 10:20-10:50 | Ⅰ. 学校における読書バリアフリーの現状と課題 (読書工房代表/専修大学講師 成松一郎氏) |
| 11:00-11:30 | Ⅱ. 読み書きが苦手な子どもたちへの読書サポート~小学校の支援学級・通級指導教室の事例から~ (富田林市立大伴小学校講師 磯口多恵子氏) |
| 11:30-12:00 | Ⅲ. 図書館からひろげて、つながる 学習・読書支援の輪~知的障がい特別支援学校の実践~ (鳥取大学附属特別支援学校司書教諭 村上佳代氏、学校司書 入川加代子氏) |
| 12:00-13:00 | 昼食 |
| 13:00-13:30 | Ⅳ. 肢体不自由の子どもたちへの読書サポート~特別支援学校の絵本を活用した授業実践から~ (東京都立府中けやきの森学園指導教諭 田中美成氏) |
| 13:30-14:00 | Ⅴ. 鳥取県立図書館における読書バリアフリーの取組について (鳥取県立図書館情報相談課係長 小林みちる氏) |
| 14:10-14:30 | Ⅵ. 国際子ども図書館の児童向けバリアフリーサービス~特別支援学校へのサービスを中心に~ (国際子ども図書館職員) |
| 14:30-14:50 | Ⅶ. 伊藤忠記念財団の電子図書普及事業について (伊藤忠記念財団職員) |
| 15:00-16:20 | パネルディスカッション「子どもたちの読書を支える学校現場の現状と課題、公共図書館に求められるサービスとは」 (パネリスト:磯口多恵子氏、村上佳代氏、入川加代子氏、田中美成氏、小林みちる氏、コーディネーター:成松一郎氏) |
| 16:20 | 閉会 |
※時間は目安です。実際の長さとは異なる場合があります。
会場に関する問い合わせ先
国際子ども図書館企画協力課協力係
電話:03-3827-2053(代表)
研修内容・お申込みに関する問い合わせ先
公益財団法人伊藤忠記念財団
電話:03-3497-2652