世界をつなぐ子どもの本―2018年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展

※こちらの展示会は終了しました

国際子ども図書館では、8月6日(火)から9月8日(日)まで、「世界をつなぐ子どもの本―2018年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展」を開催します。 この展示会では、2018年の国際アンデルセン賞受賞者のこれまでの諸作品、IBBYオナーリスト(推薦図書リスト)の掲載作品とその邦訳書、あわせて約200冊を直接手に取ってご覧いただけます。

IBBY:International Board on Books for Young People(国際児童図書評議会)は、1953年、子どもの本を通して国際理解を広める目的で創設された、子どもと本を結ぶ活動に携わる人々の国際ネットワークです。

国際アンデルセン賞は、1956年に始まった国際的な児童文学賞で、IBBYから2年に一度、児童文学の分野で卓越した業績をあげた現存の作家と画家に贈られています。2018年は角野栄子さん(日本)が作家賞を、イーゴリ・オレイニコフさん(ロシア)が画家賞を受賞しました。

また、IBBYオナーリストは、IBBYが隔年で作成する推薦図書リストです。作成にあたっては、IBBYの各国支部が、自国で新たに出版された児童書の中から外国に紹介したい作品を選ぶことになっています。「文学作品」、「イラストレーション作品」、「翻訳作品」の3部門からなり、2018年は61の国と地域から191作品が選ばれました。日本からは、文学作品部門に古内一絵さんの『フラダン』、イラストレーション作品部門にスズキコージさんの『ドームがたり』、翻訳作品部門に母袋夏生さん編訳の『お静かに、父が昼寝しております:ユダヤの民話』が選ばれています。

世界をつなぐ子どもの本―2018年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展
開催日 2019年8月6日(火)~9月8日(日)
会期中の休館日 月曜日、国民の祝日・休日、 8月21日(水)
開催時間 9時30分~17時
会場 国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム [ACCESS]
入場無料