近藤 勇
(こんどう いさみ)
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1834年11月5日~1868年5月17日 (天保5年10月5日~慶応4年4月25日) |
画像出典:永見徳太郎編『珍らしい写真』粋古堂 昭和7 【423-457】 国立国会図書館デジタルコレクション 電子展示会「近代日本人の肖像」 |

新撰組の局長
その才能を見込まれ、近藤家の養子となり、26歳のとき道場「試衛館」(しえいかん)を継ぐことになりました。
試衛館には、土方歳三(ひじかたとしぞう)、沖田総司(おきたそうじ)など後の新撰組のメンバーがいました。
1863年、29歳の時に、京都へ向かう将軍の警護隊に参加します。
後に京都守護職(きょうとしゅごしょく)松平容保(まつだいらかたもり)の下で新撰組を名のり、京都の治安維持のために、尊王攘夷(そんのうじょうい)派の志士を取り締まるようになります。
1864年には京都河原町の旅館池田屋で尊王攘夷派の志士を襲撃し、手柄を挙げます。
近藤は局長として、多いときには150人以上いた新撰組をまとめました。
しかし、1868年、34歳のとき、戊辰戦争(ぼしんせんそう)で敗走し、下総国(しもうさのくに)で捕えられ、処刑されます。

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:小説 |
平川南[ほか]編 大石学著『Jr.日本の歴史 5』
小学館 2011 【Y2-N11-J89】 pp.258-259 「歴史への招待 幕末と新選組」
矢口祥有理監修 青木美加子[ほか]文『新選組の大常識』(これだけは知っておきたい! 6)
ポプラ社 2003 【Y2-N04-H28】