本文へジャンプ下部メニューにジャンプ

ホーム > テーマ解説 > 戊辰戦争
印刷
 

戊辰戦争 戊辰戦争 1

1868年1月、大政奉還後の徳川慶喜(とくがわよしのぶ)への処遇に不満の旧幕府軍が新政府軍と京都で衝突。「鳥羽・伏見の戦い」(とば・ふしみのたたかい)に始まる戊辰戦争(ぼしんせんそう)は1年半に及んだ。 旧幕府軍の最高指揮官、徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が大阪城を抜け、軍艦で江戸に向かったことで、旧幕府軍は総崩れとなった。

戊辰戦争関連地図

戊辰戦争関連地図

 

戊辰戦争 戊辰戦争 2

新政府軍が江戸城に迫ると、13代将軍徳川家定(とくがわいえさだ)の正室篤姫(あつひめ)(天璋院(てんしょういん))は、14代将軍徳川家茂(とくがわいえもち)の正室和宮(かずのみや)(静寛院(せいかんいん))と協力して、徳川家の存続を働きかける 。

 

戊辰戦争 戊辰戦争 3

新政府軍による江戸城総攻撃は、勝海舟(かつかいしゅう)と西郷隆盛(さいごうたかもり)との話合いにより中止となり、江戸城は「無血開城」となる。

 

戊辰戦争 戊辰戦争 4

上野寛永寺(かんえいじ)に謹慎する徳川慶喜を守る「彰義隊」(しょうぎたい)が結成され、上野戦争が起きたが、新政府軍の大村益次郎(おおむらますじろう)などにより一日で鎮められた。

 

戊辰戦争 戊辰戦争 5

会津藩を討とうとする新政府軍に対抗して、東北諸藩は奥羽列藩同盟(おううれっぱんどうめい)を結び、新政府軍と戦うことになる。中立を唱えていた長岡藩も奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)に加わり、新政府軍と戦った。

 

戊辰戦争 戊辰戦争 6

会津若松城(鶴ヶ城)の煙を落城と見た会津藩の少年藩士白虎隊(びゃっこたい)は、自害してしまう。会津藩もついに降伏。

 

戊辰戦争 戊辰戦争 7

新政府軍の箱館(函館)総攻撃に、旧幕府軍は海軍副総裁の榎本武揚(えのもとたけあき)や新撰組の土方歳三(ひじかたとしぞう)らが五稜郭(ごりょうかく)を本拠に戦うが敗れ、戊辰戦争(ぼしんせんそう)は終結。

榎本武揚、土方歳三の肖像画

榎本武揚

土方歳三

 
ページの先頭へ