展示から広がる本の世界-「子どものへや」における展示の工夫
1. 展示の目的
- 本の表紙を見せて置くことで、子どもに読んでみたいという気持ちを起こさせる。
- 親しみやすいテーマを設定し、子どもと本をつなげる。
- 絵本、読み物、昔話、知識の本、詩など様々なジャンルの本を展示し、子どもの新たな興味を引くよう配慮する。
- ふだん手に取られにくい本を子どもが手に取る機会をつくる。
2. 「子どものへや」の各展示の紹介
2-1 小展示(展示数:15冊、展示期間:2か月程度)
季節や行事など、子どもにとって身近な事柄をテーマにしています。
2-2 ミニ展示(展示数:5冊程度、展示期間:随時)
本のミュージアムでの展示会や催し物、季節のトピックなどに関連する展示です。
2-3 ニュースの本だな(展示数:5冊程度、展示期間:随時)
世の中で話題になっている事柄に関連する展示です。図書だけでなく、新聞や雑誌なども展示しています。
参考:「世界を知るへや」の展示
●世界の文字絵本(ABCブック)(展示数:50冊程度、展示期間:常設)
●世界のカウンティングブック(数の本)(展示数:20冊程度、展示期間:常設)
●世界で読まれている日本の子どもの本(展示数:150冊程度、展示期間:常設)
●「IFLA絵本で世界を知ろうプロジェクト」関連展示(展示数:150冊程度、展示期間:常設)