特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」

「読書バリアフリー法」が令和元(2019)年に成立して以降、同法のより一層の推進を目指して、国による読書バリアフリー基本計画が策定され、また各自治体では地域の実状を踏まえた計画が立案されてきました。全国各地で「読書バリアフリー」をテーマとした研修会が開催されていますが、法律や制度の説明に留まらず、実践事例に基づいた知識やスキルを身につける機会は、まだ多くはありません。

今回は、図書館等の障害者サービスを充実させ、様々な障害のある子どもたちへ読む楽しさを届けるために、具体的なサポート方法や読書環境づくりを学ぶことを目的として、公益財団法人伊藤忠記念財団との共催で特別研修を実施します。

研修の受講方法と期間

オンデマンド配信によるオンライン開催です。

事前にお申し込みいただいた方に、研修を受講するための配信URL、ID、パスワードをメールでお知らせします。

配信期間:2024年8月1日(木)午前9時~9月30日(月) ※期間が終了すると視聴できなくなります。

特別研修概要

日時 2024年8月1日(木)午前9時~9月30日(月)
対象 図書館員、学校教職員、障害のある子どもを持つご家族、その他読書バリアフリーに関心のある方など
定員 1,000名(先着順)
申込締切 受付は終了しました。
参加費 無料

研修内容

「知的障害のある子どもたちへの読書サポート―生涯にわたる読書支援を視野に入れて―」
(びわこ学院大学教授 藤澤和子 先生)
60分程度
「公共図書館の障害者サービス~図書館の現状と未来~」
(埼玉県立久喜図書館/公益社団法人日本図書館協会障害者サービス委員会委員長/明治大学文学部兼任講師 佐藤聖一 先生)
60分程度
「著作権法第37条について~学校図書館等における読書バリアフリー~」
(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長 小池信彦 先生)
60分程度

「国立国会図書館/国際子ども図書館の読書バリアフリーの取組―「みなサーチ」を中心に―」
(国立国会図書館職員)

40分程度

※時間は目安です。実際の長さとは異なる場合があります。

研修内容・お申込みに関する問い合わせ先

公益財団法人伊藤忠記念財団
電話:03-3497-2652
メールアドレス:bf-book☆itc-zaidan.or.jp(☆マークを@に置き換えて送信してください)