過去のイベント
国際子ども図書館主催の展示会のお知らせです。
国際子ども図書館全面開館記念シンポジウムを開催致しました。
2002.07.08
国際子ども図書館全面開館記念シンポジウム「昔話から物語へ」
場所:東京国立博物館平成館大講堂
国際子ども図書館では、2002年7月8日(月)、東京国立博物館平成館大講堂において、全面開館記念シンポジウム「昔話から物語へ」を開催しました。 今回のシンポジウムは、全面開館記念展示「不思議の国の仲間たち—昔話から物語へ」のテーマに関連し、「今の子ども達に伝えたいもの」を共通のキーワード として、内外の五人のパネリストに語っていただきました。
定員を超える参加申込を頂き、申し込みを途中で締め切らざるを得ない状況となり、お断りさせて頂いた方にはご迷惑をおかけしました。当日は二五七名もの 参加者が、パネリストの熱い報告に耳を傾けました。参加者は、図書館関係者のほか、伝承文学の研究の学生、おはなしボランティアの方々も目立ち、また、一 般の参加も多数参加して頂きました。
当ホームページではシンポジウムの抄録をご覧頂けます。
<第一部>
第一部は、国立国会図書館長戸張正雄(当時)による開会の挨拶で始まり、国際子ども図書館長富田美樹子の司会で、各パネリストからの報告が行われた。
司会・富田美樹子(国際子ども図書館長)
[報告]
- 野村純一氏(國學院大學教授)「昔話と「絵」」
- 崔 仁鶴氏(仁荷大学校名誉教授)「韓国における昔話から児童文学へ」
- 神宮輝夫氏(青山学院大学名誉教授)「昔話から創作へ—20世紀後半の日本を中心に」
- たつみや章氏(作家)「血の中に流れる母国文化に気づいて」
- シビル・A・ヤーグシュ氏(米国議会図書館児童書センター長)「現代の子どものための昔話と妖精物語」
<第二部>
司会・野村純一氏
多数の皆様にご参加を頂き、まことにありがとうございました。