過去の展示会

国際子ども図書館主催の展示会のお知らせです。

※こちらの展示会は終了しました

童画の世界−絵雑誌とその画家たち

  • 展示資料リストはこちら(PDF形式:230KB)

第2部 童画家たちの世界

竹久夢二(たけひさゆめじ)

明治17(1884)年−昭和9(1934)年
本名 茂次郎(もじろう)。岡山県邑久郡生まれ。
地元の高等小学校卒業後、神戸の叔父を頼り、神戸中学に進学するが、一家で九州に転出したため、中退。
明治35(1902)年、単身上京。早稲田実業学校へ入学する。
明治38(1905)年卒業後、専攻科に進学するが、読売新聞に竹久[ハク]子(はくし)のペンネームで投稿した作品をきっかけに画才を認められ、4か月で中退した。以後、「夢二」の名で詩人・画家として、幅広く活躍し、独特の美人画は多くの人の心をとらえた。
子ども向けの仕事も数多く手がけ、婦人之友社とのつながりも強かった。「子供之友」では創刊号から見開き絵を掲載し、「新少女」では絵画主任を務めた。「コドモノクニ」、「幼年畫報」などを含め、夢二がかかわった少年少女向けの雑誌は約30誌にも及ぶといわれ、童画の成立に大きな役割を果たした。

童画の世界−絵雑誌とその画家たち

竹久夢二(タイトル不明)「子供之友」3巻7号(1916.7)

PDF形式のファイル閲覧にはAdobe Readerが必要です。

>> Adobe Readerのダウンロード(別ウインドウで開きます。)