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国際子ども図書館主催のイベントのお知らせです。

講演会「最近のヨーロッパの絵本」

こちらのイベントは終了致しました

最近のヨーロッパの絵本

展示会「絵本に見る夢−ヨーロッパの国々から−"Europe,a dream in pictures?"」に関連し、ヨーロッパの絵本の動向を専門家の立場から紹介いただきました。特にフランスの状況について現状をふまえた講演をしていただき、展示会への一層の理解を深め、児童文学の研究の一助となればと思い企画致しました。

Sophie Van der Linden(写真左)
現代文学と映画を専攻。評論活動とともに、パリ10大学(Nanterre)、パリ13大学(Villetaneuse)の学生や、司書・学校の教師たちに児童文学を教えている。現在、歴史的・記号学的観点からの現代絵本を研究中。
2000年には、フランスで有名な絵本作家の一人であるクロード・ポンティのライフワークについての本を出版。近々現代の絵本のグローバル・システムに関する本を出版する予定。

末松氷海子(フランス児童文学翻訳・研究家)(写真右)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業。フランスのリール市カトリック大学新聞学部に留学し、児童雑誌・児童出版物の研究。白百合女子大、文化学院非常勤講師。著書「フランス児童文学への招待」(西村書店)訳書「おじいちゃんの休暇」(産経児童出版文化賞推薦受賞、偕成社)、「ジスランさんとうそつきお兄ちゃん」(文研出版)「片目のオオカミ」(白水社)−ともに課題図書、など多数。絵本の翻訳も多い。

日時 平成14年12月16日(月)14:00~17:00
場所 国際子ども図書館 3階ホール
講師 Ms. Sophie Van der Linden
(ヨーロッパ絵本の専門家。フランスの挿絵画家 Claude Pontiについての著書あり。)
通訳 末松 氷海子

こちらのページでは講演会の抄録をご覧頂けます。