シンポジウム「絵本の黄金時代 1920~1930年代 −アメリカとソビエトを中心に−」

国際子ども図書館主催のイベントのお知らせです。下記にてシンポジウム記録をご覧いただけます。

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イベント

展示会「絵本の黄金時代1920~1930年代 −子どもたちに託された伝言」の関連行事として、シンポジウムを開催します。

このシンポジウムでは、「絵本の黄金時代」といわれる1920~1930年代に両国で花開いた、子どもたちに新しい社会の訪れを伝える絵本文化について、専門家によるトークセッションにより、その魅力を探ります。(同時通訳あり)

※講演会開催のため、3階メディアふれあいコーナーは当日正午から休室いたします。

開催日時 平成22年11月27日(土)14時から16時30分
講師等

○パネリスト
ヴェレナ・ラシュマン氏(元スイス児童・青少年メディア研究所付属ヨハンナ・シュピーリ文書館学芸員)

児童文学研究者。専門は、19、20世紀多言語スイスの児童文学、児童文学の異文化間相互作用、ロシア児童文学。1977年、スラブ研究、東欧史、グルジア語の学位を取得、1994年、ヨーロッパ民俗文学で博士号を取得。
1977年からスイス児童文学研究所(2002年からチューリヒ大学スイス児童・青少年メディア研究所)の設立に協力し、2001年から2009年7月まで同研究所研究部長、ヨハンナ・スピリアーカイブ所長。
Fortschritt und Freiheit / Verena Rutschmann. Chronos, 1994ほか編著書多数。

レナード・マーカス氏(アメリカ児童文学評論家)

評論家。ニューヨーク大学非常勤講師(児童文学、児童発達学)。
イェール大学で歴史学、アイオワ大学で詩の学位を取得し、New School for Social Research、School of Visual Arts、イリノイ大学、テキサス女子大学、ブルックリン大学で教鞭を取る。2007年、バンクストリート教育大学から名誉人文学博士号を授与される。
全米図書賞、New York Times Best Illustrated Books of the Yearほか、多くの児童図書賞の選考委員を務める。
『本に願いを : アメリカ児童図書週間ポスターに見る75年史 : 1919-1994』(レナード・S マーカス著、遠藤育枝訳、BL出版 1998.1)ほか著書多数。

○コーディネーター
島多代氏(本展示会監修者、社団法人日本国際児童図書評議会会長)

対象 中学生以上 定員100名(お申込多数の場合は抽選)
会場 国際子ども図書館 ホール(3階)
入場 無料

シンポジウム記録