日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み
※こちらの展示会は終了しました。



展示資料例(画像左から)
- 『赤い鳥』1巻4号 日本近代文学館 1968(表紙 清水良雄絵)
- 『注文の多い料理店』宮沢賢治著 菊池武雄絵 日本近代文学館 1969(「近代文学館:名著復刻全集.〔91〕)
- 『だれも知らない小さな国』佐藤暁著 若菜珪絵 講談社 1959
国際子ども図書館初となる長期の展示会「日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」では、国際子ども図書館が所蔵する本、絵本や雑誌の中から、明治から現代に至るまでの時代をいろどった代表的な児童文学作家・画家の作品を紹介します。
- 第1章 『赤い鳥』創刊から戦前まで−「童話」の時代
- 第2章 戦後から1970年代まで−「現代児童文学」の出発
- 第3章 1980年代から1999年まで−児童文学の現在
- 第4章 現代の絵本−戦後から1999年まで
- 第5章 子どもの文学のはじまり
また、子どもが児童文学に接するひとつの機会である教科書掲載作品及び童謡も展示します。
文学をとおして子どもたちに何がとどけられていったのか、資料を見ながらたどっていきましょう。
展示リスト
- 2011年2月19日~4月17日 展示リスト(PDF形式:538KB)
- 2011年4月19日~8月21日 展示リスト(PDF形式:539KB)
- 2011年8月23日~2012年2月12日 展示リスト(PDF形式:518KB)
- 2012年2月14日~8月19日 展示リスト(PDF形式:532KB)
- 2012年8月21日~10月14日 展示リスト(PDF形式:464KB)
- 2012年10月16日~2013年2月24日 展示リスト(PDF形式:353KB)
- 2013年2月26日~8月18日 展示リスト(PDF形式:370KB)
- 2013年8月20日~2014年2月23日 展示リスト(PDF形式:507KB)
- 2014年2月25日~2014年11月30日 展示リスト(PDF形式:310KB)
- 2014年12月2日~2015年10月31日 展示リスト(PDF形式:510KB)
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日本の子どもの文学 −国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み | |
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主催 | 国立国会図書館 国際子ども図書館 | |
開催期間 | 2011年2月19日(土)~2015年10月31日(土) | |
会期中の休館日 | 月曜日、毎月第3水曜日(資料整理休館日)、5月5日を除く国民の祝日・休日、年末年始 | |
開催時間 | 午前9時30分~午後5時 | |
会場 | 国際子ども図書館3階 本のミュージアム [MAP] | |
入場無料 |
児童文学者コーナー
2011年2月19日(土) ~8月21日(日) |
第1回 石井桃子 子どもと児童文学をつないだ石井桃子の多彩な業績を紹介します。 |
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2011年8月23日(火) ~2012年2月12日(日) |
第2回 小川未明 「赤い蝋燭と人魚」など数多くの童話をのこし、児童文学の近代化に貢献した小川未明の仕事を、没後50年を機にふりかえります。 |
2012年2月14日(火) ~8月19日(日) |
第3回 谷川俊太郎 詩集『二十億光年の孤独』で出発した詩人のことばは、やがて、子ども読者にもむかいます。子どものうた、絵本など、谷川俊太郎の子どもの本の世界を紹介します。 |
2012年8月21日(火) ~2013年2月24日(日) |
第4回 宮沢賢治 宮沢賢治の童話は、賢治が貧しい現実に重ねて幻視した理想郷「イーハトヴ」の世界で展開します。賢治童話は現代の私たちに何を語ってくれるのか、あらためて、きいてみましょう。 |
2013年2月26日(火) ~8月18日(日) |
第5回 新美南吉 「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」…29歳で亡くなった新美南吉の童話は、いまも広く読みつがれています。 南吉が何を語り、私たちが何を読みとってきたのか、生誕100年を機会に考えてみましょう。 |
2013年8月20日(火) ~2014年2月23日(日) |
第6回 那須正幹 多数の読者を獲得した<ズッコケ三人組>シリーズ全50巻では、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの三人がさまざまな冒険をくりひろげます。シリーズは、ときに「原爆」「民主主義」「家庭崩壊」……など現代的な主題をかかえこみます。<ズッコケ>シリーズを軸に那須正幹の仕事をふりかえり、作品にこめられたメッセージをさぐります。 |
21世紀の子どもの本
2014年2月25日(火) ~11月30日(日) |
その1(絵本) 現代絵本の流れを受けて、21世紀に入ってから様々な形の絵本が出版されています。その中から「赤ちゃん絵本の広がり」「国境を越えた絵本づくり」「3.11以降の絵本」の3つのテーマをとりあげて紹介します。 |
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2014年12月2日(火) ~2015年10月31日(土) |
その2(児童文学) 「新しい世紀の子ども像」「<ヤングアダルト>の波・加速するナンセンス」「古田足日の死と「現代児童文学」の終わり・ファンタジーの成熟と上橋菜穂子の国際アンデルセン賞作家賞」というテーマで2000年以降の児童文学の新たな流れを紹介します。 |
展示解説本

本展示会の展示解説本は、株式会社山越から発売されています。
A4 80頁 1,500円(送料別)
入手に関するお問い合わせは下記までお願いします。
株式会社山越
〒108-0023 港区芝浦3-12-6 国際芝浦ビル7階
TEL:03-6435-3377(代表)
展示会関連イベントのお知らせ
監修者によるギャラリートーク | |
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開催日時 |
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会場 | 国際子ども図書館 3階本のミュージアム |
講師 | 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | 事前申込不要です。当日は直接3階「本のミュージアム」へお越しください。 |
スタッフによるギャラリートーク | |
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開催日時 |
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会場 | 国際子ども図書館 3階本のミュージアム |
内容 | 展示会の担当スタッフが、展示の見どころをご紹介します。 |
申込方法 | 事前申込不要です。当日は直接3階「本のミュージアム」へお越しください。 |
講演会「<児童文学史>をもとめて-展示会「日本の子どもの文学」の5年間をふりかえる」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2015年9月26日(土)午後2時~午後4時30分 |
会場 | 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1 |
講師 | 藤田のぼる氏(児童文学作家・評論家) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授・児童文学研究者) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「きょうの絵本 あしたの絵本-希望のかたちを求めて-」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2014年6月21日(土)午後2時~午後4時30分 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 広松由希子氏(絵本作家・評論家) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「那須正幹さんに聞く -ズッコケ三人組からのメッセージ-」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2013年10月5日(土)午後2時~午後4時30分 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 那須正幹氏(児童文学作家) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「児童文学と教育をつなぐもの―教材『ごんぎつね』を軸に考える―」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2013年7月13日(土)午後2時~午後4時30分 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 府川源一郎氏(横浜国立大学教授) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「天沢退二郎さんに聞く−21世紀の宮沢賢治−」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2012年10月6日(土)午後2時~午後4時30分 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 天沢退二郎氏(詩人、児童文学作家、宮沢賢治研究者) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「谷川俊太郎さんに聞く−詩は絵本、絵本は詩−」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2012年2月18日(土)午後2時~午後4時 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 谷川俊太郎氏(詩人) 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) |
申込方法 | ※終了しました |
講演会「日本の子どもの文学−昨日・今日・それから」 ※終了しました | |
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開催日時 | 2011年3月12日(土)午後2時~午後4時30分 ⇒2011年5月14日(土)午後2時~午後4時30分に延期になりました。 |
会場 | 国際子ども図書館 3階ホール |
講師 | 宮川健郎氏(武蔵野大学教授) 神宮輝夫氏(青山学院大学名誉教授) |
申込方法 | ※終了しました |