国際連合 “SDG Book Club” のブックリスト(目標13)

【2021-052】

国際連合(UN)は “SDG Book Club” として、6歳から12歳の子どもが「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals: SDGs)について学び、行動を促すことを目的としたブックリストを公開している。ブックリストでは、SDGsとして掲げられる「目標1」(Goal 1)から「目標17」(Goal 17)までが順番にとりあげられ、国連の6つの公用語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)の本が、各国語につき数冊ずつ紹介される。

2020年4月には「目標13」(Goal 13)のブックリストが公開され、人間や動物の住居を奪う気候変動への向き合い方が記述された本が挙げられた。中国語版のブックリストには、刀根里衣 絵・文『ペンギンかぞくのおひっこし』(小学館、2017年、ISBN:978-4-09-726630-3、当館請求記号:Y18-N17-L71)の中国語翻訳版『美丽的地球』が選ばれている。

英語版ブックリストに掲載された作品と解説は以下のとおりである。(作者の日本語読みは、判明した場合のみ記載した。)

Goal 13 “Climate Action” (気候変動に具体的な対策を:気候変動から地球を守るために、今すぐ行動を起こそう)

No One Is Too Small to Make a Difference
Greta Thunberg(グレタ・トゥーンベリ)

スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリの演説集。他者の手が加わっていない、グレタ自身の言葉の数々からは、彼女の思いの強さが伝わってくる。

Big Rain
Gayathri Bashi

波乱に満ちた物語を追う中で、子どもたちは気候変動に関する知識を身に付け、自分たちの周りの森や川に気を配る責任があることを自覚する。

Animal Village
Nelda LaTeef

西アフリカのジェルマ族の民話。干ばつや環境破壊の実情、そしてそれらの気候変動に向き合うための知恵が盛り込まれている。また、目標を達成するための勤勉さ、決意の強さ、粘り強さの重要性も描かれている。

Ref:

(2021.05.09 update)