開館20周年記念コンテンツ「SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること」

国立国会図書館国際子ども図書館は、2020年に開館20周年を迎えました。

この20周年という機会に、これからの世界と子どもの本を展望する大きなテーマとして「SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること」を設定しました。SDGs(※)には、貧困や格差の解消、教育や保健の充実、ジェンダー平等の達成、気候変動への対策、平和で公正な社会の推進など、世界中で取り組むべき課題が17の目標として定められていて、これからの図書館や子どもにとっても重要なテーマです。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、私たちは今までに経験したことがない世界を生きることになりました。生活のあり方が大きく変わろうとしているいま、SDGsの実現に向けて行動を起こしていくことは、よりいっそう大きな意味を持つことになります。地球の未来を担う子どもたちのために、子どもの本、そして図書館にできることは何か。子どもの本にかかわるすべての人たちと一緒に、考えていくことができればと願っています。

(※)2030年までの達成を目標として、国際連合に加盟するすべての国の総意で2015年に採択された、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のこと。

動画コンテンツ一覧

  • 2022年度制作コンテンツ
    • 【 インタビュー】本を窓にして世界を見る―子どもの本とSDGs さくまゆみこ氏(JBBY会長)
    • 【インタビュー】もったいないばあさんと考えよう 地球のこと、世界のこと 真珠まりこ氏(絵本作家)
    • 【インタビュー】心の奥底と現実世界をつなぐ—僕の絵本とSDGs ショーン・タン氏(絵本作家・アーティスト)
  • 2021年度制作コンテンツ
    • 【インタビュー】子どもの本は魔法の箱―SDGs実現に向けたIBBYの活動 張明舟氏(IBBY会長)
    • 【インタビュー】思いを絵に込めて―絵本の力とSDGs 刀根里衣氏(絵本作家)
  • 2020年度制作コンテンツ
    • 【対談】SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること 根本かおる国連広報センター所長・堀純子国際子ども図書館長
    • 【インタビュー】『どーしたどーした』―子どもの本にできること 天童荒太氏(作家)
    • 【インタビュー】“Thank you, Omu!”―図書館にできること Oge Mora氏(絵本作家)

SDG Book Clubのブックリスト

国際連合は、子どもたちがSDGsに親しめるようなブックリストを公開しています。SDGsの「目標1」(Goal 1)から「目標17」(Goal 17)までを題材として、国連の6つの公用語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)の本がそれぞれ取り上げられています。

国際子ども図書館では、英語版のブックリストを参考に、リストに選出された本を「子どもと本に関するニュース」で紹介しています。また、6つの公用語で取り上げられた資料全てについてリスト化し、国際子ども図書館における所蔵状況や日本語版資料の有無などをまとめたファイルを作成しました。ぜひご覧ください。

子どもと本に関するニュース

ブックリストに掲載された資料の国際子ども図書館における所蔵状況等

更新日:2024年3月6日

問い合わせ先

国立国会図書館国際子ども図書館 企画協力課協力係
メールアドレス:ilclアットマークケーオーディーオーエムオーピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03-3827-2053(開館日の9時30分~17時)

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