本文
書誌

題名:ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん
原題:Hey Diddle Diddle and Baby Bunting
版、印刷:エドマンド・エヴァンス
出典: The Complete Collection of Pictures and Songs, 500 pages, 37.4×28.6cm, pp. 317-342
出版:ロンドン:ジョージ・ラウトリッジ・アンド・サンズ
刊行年:1887 (1882 初版)
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解題
わずか6行と4行の愛好された唄を、コルデコットは自由な解釈で個性的な絵本に仕立てた。
ヘイ ディドル ディドル
ネコがバイオリンを弾くとどうなるか?コルデコットは、本来の唄を大幅に脚色して、バイオリンに浮かれるようすを軽妙かつユーモラスに描く。最後にお皿はスプーンとかけおちするが、スプーンは連れもどされ、お皿は割れてかけおちは失敗。どこまでもナンセンスな6行の唄を11場面の絵で物語って見せる。
おくるみ赤ちゃん
お父さんが赤ちゃんに着せるウサギの毛皮をとるために狩りにでかけるという唄を、獲物がなかったので、町へ出てウサギの毛皮のおくるみを買って帰るという筋だてにした。ウサギをねらう勇ましい馬上のお父さんと、おくるみを着せて喜ぶお父さんを描く。ウサギのおくるみをはおった赤ちゃんとウサギたちとの対比にコルデコットの真骨頂が発揮される。
ヘイ ディドル ディドル
ネコがバイオリンを弾くとどうなるか?コルデコットは、本来の唄を大幅に脚色して、バイオリンに浮かれるようすを軽妙かつユーモラスに描く。最後にお皿はスプーンとかけおちするが、スプーンは連れもどされ、お皿は割れてかけおちは失敗。どこまでもナンセンスな6行の唄を11場面の絵で物語って見せる。
おくるみ赤ちゃん
お父さんが赤ちゃんに着せるウサギの毛皮をとるために狩りにでかけるという唄を、獲物がなかったので、町へ出てウサギの毛皮のおくるみを買って帰るという筋だてにした。ウサギをねらう勇ましい馬上のお父さんと、おくるみを着せて喜ぶお父さんを描く。ウサギのおくるみをはおった赤ちゃんとウサギたちとの対比にコルデコットの真骨頂が発揮される。
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ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん

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(♪) Hey diddle diddle and Baby Bunting
R.Caldecott’s Picture Books
R.Caldecott’s Picture Books
ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん

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(♪) The little Dog laughed to see such fun,
小犬が笑った あんまり おかしくて
小犬が笑った あんまり おかしくて
ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん

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(♪) And the Dish ran away with the Spoon.
そして お皿は スプーンといっしょに逃げ出した
そして お皿は スプーンといっしょに逃げ出した
ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん

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(♪) Gone to fetch (♪) a Rabbit-skin
皮を獲るため うさぎの皮を
皮を獲るため うさぎの皮を
ヘイ ディドゥル ディドゥルとおくるみ赤ちゃん

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(♪) To wrap the Baby Bunting in.
それで おくるみ赤ちゃんを くるむため
それで おくるみ赤ちゃんを くるむため
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